NewsPicks軸で、動画広告を、切る!
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今回取材いただいたテーマは、《動画×脳科学》です。
「動画」と「脳(科学)」。。。
予想できない組み合わせですが、なんとこれが動画の根本を突くようなテーマだったのです。
※記事を見たい!という方はこちらから
「脳」との親和性が高いのは、文章や写真ではなく「動画」だ

取材で弊社代表の杉浦とご一緒したのは、NTTデータ経営研究所の茨木拓也さん。
脳科学を基軸とし、幅広い業種の新規事業創生や、研究開発の支援をされています。
最近では、人間の「脳」の情報処理・表現プロセスの理解・解読・介入・仮想化を志向する脳情報通信技術を産業に応用することに注力されているそうです。
ここでは、記事の気になる部分を抜粋してご紹介します!
──5Gの実装によって、動画は一気に広がると思います。テキストや静止画と動画では、脳科学的にどういった違いがあるのでしょうか。
茨木
そもそも我々の人生は動画、つまり連続的な感覚体験で構築されています。日常生活をテキストや静止画のみで認知している人はいませんよね。
エンターテインメントや広告の世界で動画が一大市場を築いているのは、動画が人間の脳にとって最も「リアル」な情報伝達のメディアであるからだと考えています。
杉浦
まったく同意です。商品をテキストで表現しようとしても、なかなか伝わらないですから。
人材採用領域にしても、テキストで書かれた社員インタビューを読むよりも、動画で見た方が雰囲気も分かるし圧倒的に理解が早い。そのうち、新卒向けの会社説明会もすべて動画に置き換わるのではないかと思います。
そうすれば、スター社員が時間を割いて説明会に参加する手間も必要なくなり、大幅なコストカットになる。10分程度の動画を一度撮影すれば良いですからね。
採用以外も、食や旅など、現在テキストと画像でコミュニケーションされているコンテンツの一定数は動画に替わっていくと思います。
脳の情報処理をビジネスに活用
──茨木さんは脳科学を動画広告やマーケティングなどビジネスに活用するための研究をされていると伺いました。具体的に教えてください。
茨木
人間は脳にある約150億個のニューロン(神経細胞)を使って、光や音を感じたり、歩いたり立ち止まるなどの知覚・行動を実現しています。
もちろん「あの人が好き」や「昔の記憶」も脳の処理です。私は脳の複雑な情報処理を少しでも理解することが、ビジネスの支援につながるのではないかと思っています。
杉浦
脳活動の理解がビジネスに生きる。
茨木
そうです。広告を見て「今まで知らなかったものを知る」、何かをきっかけにして「好きじゃなかった人を好きになる」というのも、物理的に脳の情報処理が変わった結果です。
広告やテレビCMでも、ある商品に対して脳が好きだと感じる色や音、有名人などが組み合わさることで、何とも思っていなかった商品に対する価値を脳が学習し、好きになっていく。
それが、私たちの社会が「マーケティング」や「ブランディング」と呼んでいるものを、脳の情報処理から見た姿です。
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「脳」との親和性が高いのは、文章や写真ではなく「動画」だ
